MotDesign’s diary

自然と人をつなぐ一級建築士のつぶやき

木は好きですか?

木と言っても、土に根を張り、空に向かって伸びている木、建物や家具の材料としての木、また食器にもなっていたり、様々な形の「木」があります。

青々と茂った木は、木陰をつくり、実を実らせたり、花を咲かせたり、生き生きと私たちに美しい姿を見せてくれます。

そこから人間に切られて加工され、建物になった木、家具になった木もまた、生きていると言われます。

ビニールやプラスティックと違い、「生きている」と表現される木ですが、実際に建物や家具の一部になった木は空気中の水分を吸ったり吐いたりして、伸びたり縮んだりします。
この伸びたり縮んだりして動くことを建築の世界では「困ったこと」として、今の建材は「動かない」加工をされているものが多いのです。

接着剤や塗料で加工されていない、「木」に触れると癒されませんか?これは木が生きているからなのかもしれません。

さて、長くなってしまうので、今日はここまで。

あなたはどんな「木」が好きですか?